StyleRoom Insight · 一着からカットを増やす

Vol.04 · 手のくせ

フィルムからデジカメへ移った頃のように、
AIルックブックもたっぷり撮ってみてください

フィルム一本に三十六枚だった頃は、シャッター一回が惜しかったですよね。デジカメが来てから私たちは何百枚も撮り、その中から一枚を選ぶようになりました。AIルックブックは今、ちょうどその場所に立っています。

公開
読了時間3分
執筆StyleRoom Team

フィルムカメラを使っていた頃を覚えていらっしゃいますか。いち、にの、さん!で一カット。一本に三十六枚。シャッターを押す前にじっと構図を見て、目をつぶっていないか心配しながらも、もう一度押すのがもったいなかった。現像に出して数日後、袋を開けてはじめて「あ、これはブレてる」と気づきました。

あの頃はそれが最善でした。一カットが高かったからです。

この記事でお伝えしたいことがひとつ - AIルックブックにもたっぷり出しておいて、その中からいちばん良いものを選ぶやり方がよく合います。一カット出して判断されるより、余裕をもって並べて選ぶときのほうが、結果は確実に良くなります。

ベージュのスラックス一着から生成された多数のカットが生成履歴に並んでいる画面
スラックス一着です。アングルもポーズも背景も少しずつ違うカットが、これだけ積み上がりました。

01 · Shiftシャッター代が0円になって起きたこと

デジタルカメラが来て何が変わったのでしょうか。画質もそうですが、本当の変化は別のところにありました。もう一カット撮るのにかかるお金が、ほぼ0円になったこと。

すると撮り方そのものが変わりました。同じポーズを十回撮り、角度を変えてまた十回撮り、そのあとノートパソコンにずらりと広げて、その中から一枚を選ぶ。一日に何百カット撮って十カット納品するのが、おかしなことではなくなりました。

面白いのは、そう変わってから写真がもっと良くなったという点です。たくさん撮って適当に拾ったのではなく、選べる幅が広がったから良くなったのです。

02 · NowAIルックブックが、ちょうどその場所にいます

AI画像生成がしていることも、同じ手ざわりです。モデルの手配、スタジオの手配、ヘアメイク、半日の撮影とレタッチ。その重さを大きく取り除きます。

ならば私たちも、デジカメに移った頃のように動けばいいのです。たくさん安く作っておいて、その中から選ぶこと。撮影で浮いた余裕をカット数に使います。フィルム時代の節約ではなく、デジカメ時代のたっぷりさで。

同じ水着一着が多様な背景とポーズで繰り返し生成された生成履歴の画面
水着一着です。背景とポーズだけ変えて、これだけ出しておいて選びます。

03 · Habitところが、手のくせはまだフィルム時代にあります

ここで面白いことが起きます。道具はデジカメより安いものに変わったのに、私たちの手はまだフィルム時代のくせを持っているのです。

一カット生成してみて、画面をしばらく見て、「うーん、これはちょっと違うな」とウィンドウを閉じる。そのお気持ち、私たちも本当によく分かります。期待して押したのにすぐ出てこないと残念ですし、もう一度押していいものか迷いますよね。

けれどその一カットは、フィルムの一枚ではなくデジカメの一枚目のシャッターに近いのです。写真を撮るとき、最初のカットがそのままベストカットだったこと、思い返すとあまりなかったのではないでしょうか。

私たちもこうお伝えしています - StyleRoom のご案内文にこんな一文があります。「AIモデルは日々学習を重ねておりますが、誤りが生じることもあります。」ポーズを扱う画面には「AI生成の特性上、ポーズが完全に一致して生成されない場合があります。」とも書いてあります。隠さずに書いてある理由があります。だからこそ一度に何枚も出るように機能を作ってあるのです。

04 · Practiceそこで、こうしてみてください

大げさなコツではなく、デジカメを使うときにすでにやっていらしたことそのままです。

まず、アングルとポーズをたっぷりと。ここがカットを増やすのにいちばん良い場所です。何を固定して何を変えるかだけ決めれば、一度押して何枚も出てきます。

撮影アングルのみ変更は、ひとつの角度だけ選んで1枚を作ることもできますが、カットを増やしたいときは[ベスト5アングルで生成]をオンにしておくのがおすすめです。どれをいつ使うとよいかはVol.01にまとめてあります。

水着からアウターまで、さまざまな着装の結果が生成履歴に何段も積み上がった画面
アングルとポーズを回すと、こうして次々に積み上がります。品目を選びません。

同じ背景でも、何度も。背景とモデルが気に入ったなら、その組み合わせであと二、三回まわしてみることをおすすめします。スタイルショットの結果画面の[この場所で別アングル・ポーズで生成(5枚)]は、前の結果を上書きせずそのあとに積み重なっていきます。何度押しても大丈夫です。デジカメの連写ボタンだと思っていただくと気が楽です。

気軽に押しておいてください。バリエーションはウィンドウを閉じても作られ続けます。画面にも「ウィンドウを閉じても生成は続きます。生成履歴からご確認いただけます!」と出ます。特に保存しなくても生成履歴に残るので、とりあえず回しておいて後でご覧になっても構いません。

そのあとに選んでください。生成履歴にずらりと広げて、商品ページに載せるものを選ぶ順番です。気に入ったカットにいいねを押しておくと、左の[いいね]タブに集まって、あとでその中だけを見られます。これがデジカメ時代にノートパソコンの前でやっていたあの作業で、写真を良くしてくれたあの工程です。

生成履歴に並んだ多くの結果から使うカットを選んでいる画面
広げて選ぶ段階。デジカメ時代にノートパソコンの前でやっていたあの作業です。

一か所だけ例外です - 部分補正はエディタの中で結果を作るため、気に入ったバージョンが出たら[生成履歴に保存]を押していただく必要があります。画面にも「気に入った結果のバージョンは必ず保存しましょう!」と出しています。

まとめ一緒に慣れていけば大丈夫です

フィルムからデジカメへ移るときも、しばらくは皆さんぎこちなかったのです。メモリーカードに余裕があるのに、ずいぶん迷ってからシャッターを押していました。それがいつの間にか、たくさん撮って、連写でどんどん撮って、選び出す使い方になりました。

AIルックブックも同じです。はじめは一カット出して「うーん」となるでしょうが、たっぷり出して選ぶ経験を何度かしてみると、すぐに感覚がつかめます。そこからAIはずっと扱いやすい道具になります。

ゆっくり一緒に慣れていきましょう。StyleRoom は、その何枚ものカットを楽に作って楽に選んでいただけるよう、これからも整えていきます。

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